前回、避妊の記事について書きましたが、今回は、タイムリーにも見つけた中絶の記事を説明します。
もう大分前に、ポルトガルでやっと中絶が認められるようになったとブログ書いたのですが、それから5年が経ちました。
さて、現状は、どのようになっているのでしょうか。
2007年、中絶が合法になってから既に約8万人の女性が本人の意思で中絶を行っています。うち、1万3500人は、リピーターだそうです。
2008年から毎年約30%づつ上昇をみせており、希望する女性は、20歳から35歳の集中しています。
別記事では、政府は、引き続き中絶に対しては、料金を取らない意向を見せているとのこと。
きちんと病院で中絶手術を受けられるようになり、多くの女性の命が救われているのは、事実です。
但し、政府から手当を出してもらうには、妊娠10週目までに中絶手術をするというデッドラインがあり、それをせいぜい11週までに伸ばすべきだとの声が上がっているのです。
この国では、書類手続きにえらく時間がかかるのが当たり前。それでかかる時間の事を考えていたら、例えば妊娠9週4日目の女性の中絶希望患者は、必然的に受け入れられない、と産婦人科や助産婦がお怒りなのです!
なるほど、納得。
この国では、あり得る話し。
書類出るのを待っている間に、別の必要書類の期限が切れ、罰金とか。
全てお前らのせいだろ〜!って怒鳴りつけてあげたいが、そんな事をしたら、もっと嫌な目に合わせられるので、口元をプルプルさせながら、家に帰った事が何度とありました。
でもまあ、中絶の件に関しては、人生プランに関わってくるので、しっかりしてもらいたいですね。
勿論、子づくりしてない人は、ちゃんと避妊してね。
source: Público/Lusa, 2012-02-10, Público, 2012-02-11
4 件のコメント:
え~、5年前までは中絶は認めれれてなかったんだ。宗教的なものなのでしょうね。
早期中絶は無料だけど、11週目からはお金を出せば中絶できるってことですね。
この国の書類地獄はいい加減にしてほしいよね。
紙の無駄。時間の無駄。
そして、仕事が遅い、遅い。
だから発展しないんだよ!と思ってしまいます。
うちがコチラに引っ越しするのが半年遅れたのも、そのせいです。
ai-chan>
そうなんだよ〜。カトリックな国だからだね。
ムムム。良い質問だね。お金的な問題なのか、時期的な問題なのかは、書いてなかったや。
でも、どちらにせよ、11週目からは、お金持っている人しか中絶できないね。
飛猿さん
引っ越しが半年も遅れたんだぁ。そ、それって・・・。
荷物の事、子供の学校の事とかあるのに、酷いね。
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