2011年11月11日金曜日

Jeropina を飲みながら

<2011年11月>

秋。それは栗、南京の時期である。

ポルトガルでは、焼き栗をこうして道で売っている。かつて日本にも良くあった石焼芋屋さんのようで懐かしい。
こちらでは、11月11日のSt. Martinho の日では、焼き栗を食べる習慣がある。
子供たちも切り込みを入れた栗を保育園に持って行き、皆で焼いて食べたらしい。

時期は少々ズレるが、秋は南京の収穫もある。我が家のちっぽけな畑でも、巨大かぼちゃを3つ収穫することが出来た。
近所の畑では、既に収穫されたかぼちゃたちが山積みになっている。この辺りでは、屋根の上とかにも並べられ、ゆっくりと冬を待つのである。そしてクリスマスには、このかぼちゃを使ったデザートが用意されるらしい。
・・・美味しそうに聞こえるかもしれないが、ポルトガルのカボチャは、実に水分が多く、旨くない。庭で取れたかぼちゃを調理する度に、日本のホクホクとしたかぼちゃが懐かしくなるのだ。
まずくとも、この国でもカボチャは、人気者で、こうしてトラックに積まれ、山のクネクネ道を市場へと運ばれて行くのである。

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